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ご挨拶

地球市民であることの自覚を 会長 福川 伸次

私たちは水と緑の惑星・地球を生存基盤として暮らしています。文字通り地球は球形をしており、日本の空が青く澄んでいるためには近隣国の大気環境が良好であることが深く関わっています。地球温暖化が進行すると異常気象を頻発することになり、豪雨や洪水、干ばつなどの自然災害が世界各地を襲うことになります。気候変動問題は世界が協力してはじめて実効性ある対策がとれます。大気も海水も循環しておりそこには国境などありません。遠い国の空は何日後には自国の空になるのです。こんな当然なことを普段は全く無関心に過ごしているのが現実ですが、地球環境問題の解決を困難にしているのは、実は地球市民という意識の欠如なのです。先進国は科学技術の驚異的な発展の恩恵を受けて、近代産業の血液と言われた石油を湯水のごとく消費してきました。私たちの豊かな生活はその結果、得たものです。

今、地球温暖化の主因となっている温室効果ガスは膨大な化石燃料消費により大気中に放出されたものです。開発途上国がこれから先進国に追いつくために有力なエネルギー源として石油を使っていきたいのに、先進国がもう使うなと言うのはおかしい、すでに豊かになった先進国の身勝手すぎる言い分だと反発することは当然といえます。このため先進国が途上国に環境対策面での十分な資金手当への協調を呼びかけているのは正しい姿です。

COP24(国連気候変動枠組条約第24 回締約国会議)では、あらゆる国が気候変動に取り組む役割を果たすという認識に基づき、国家間の信頼を促進する詳細な透明性十分な枠組みを明らかにしました。さらには開発途上国における気候変動対策への先進国からの資金供与問題では2025 年以降について、年間1,000億米ドルを動員する目標も定めています。事実、世界銀行は2021 年以降、気候変動対策への拠出金を2,000億ドルに増額することを発表しています。

人種の壁も国境の壁も地球環境問題解決の前にはもはや存在しません。同じ地球環境を生存基盤としている地球市民であることを強く自覚して互恵の精神で良好な地球環境を取り戻すことに一致団結することによってこそ水と緑の惑星を守ることができるのです。

公益財団法人水と緑の惑星保全機構は、地球市民の自覚を促すための多様な啓発事業を展開しています。ご理解とご支援、ご協力をお願い致します。



良好な地球環境は人類生存の基盤です 理事長 清水 嘉与子

人類は18世紀半ばから20世紀にかけて起こった産業革命を契機として驚異的な科学技術の発展により豊かな暮らしを享受することになりました。しかし急速な経済発展はその過程で深刻な環境公害を引き起こしました。1992年にブラジル・リオデジャネイロで初めて地球サミットが開催され気候変動枠組条約が155ヶ国の署名により締結されるなど、ようやく20世紀末になって豊かな生活を手に入れた代償として多種多様な地球環境問題に直面したことを猛省する動きが国際協調として実現したのです。

21世紀は人類の英知を結集して次の世代に良好な地球環境を引き継いでいくために行動する世紀です。幸いなことに地球温暖化問題における国際協力は加速化されて、すでに気候変動枠組条約締約国会議(COP)加盟国は約200ヶ国に達し、毎年開催される重要な国際会議となっています。IPCC における検証報告を踏まえ、地球温暖化を防止する具体策として2030年までに40-50%の化石燃料からのCO2 排出削減を目指す議論も進んでいます。私たちはあらためて「水と緑の惑星」である地球に生存基盤をおいていることを一人一人が自覚し、行動する必要があります。日常生活において家庭からでるプラスチックゴミの量を少しでも減らすことを実行するだけで、地球的規模でそれが日常化すれば深刻化している海洋プラスチック汚染などの地球環境リスクはすぐに改善できるのです。

公益財団法人水と緑の惑星保全機構は、水と緑をその名に冠している通り、水と緑の惑星である地球の環境保全のために政府、地方公共団体、NPO,NGO 等と連携して活動しています。

良好な地球環境を取り戻し次の世代に継承できるよう一層の国際協力の促進や地球環境問題への国内外の世論の啓発等を中心に事業を展開して参りますのでご支援、ご協力をお願い致します。



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