第4回いきものにぎわい活動コンテスト 受賞団体決定
審査委員特別賞
京都駅ビル開発株式会社

京都駅ビル環境共生推進プロジェクト


 本来の京都の自然への導入として、絶滅危惧種を含む多様な自生種を京都の玄関となるビル内の緑地に再現している。京都の原風景というべき、里山、渓流、さらに湿地の生物多様性の宝庫であった巨椋池の植物等を、水道と商用電源を用いず、美しいデザインで再現し、適切に管理している。
 気候変動で都市の内水氾濫リスクが増加している現在、降雨を受け止めて保持し、地下浸透を図る「雨庭」は有効なノンポイント対応であり、世界的にLID(低負荷開発)の要素として注目されているが、緑水歩廊は美しい「ビル型雨庭」としても位置付けられ、他のビルへの展開が可能である。
 本施設の生物多様性保全に対する実効性について、事業者とともに専門家と市民を含むモニタリング活動が継続されており、水収支から見た施設の設計情報も蓄積されている。
 環境関係のイベントや講座の機会も提供し、京都市生物多様性プランに基づく生物多様性と伝統・文化のかかわりに関する各種情報発信がなされている。

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