第2回いきものにぎわい活動コンテスト 受賞団体決定
審査委員特別賞
高山漁業協同組合 高山藻場保全会

豊かな里海を取り戻せ!! 〜地域に根ざした藻場再生活動〜


定置網漁業の漁獲量が年々減少傾向にある中、漁獲量の減少に歯止めをかけるために、これまで漁協では、漁礁の設置や稚魚の放流を行ってきた。しかし、かつてのような活気を取り戻すためには、これだけで十分なのかとの疑問から、稚魚の育成の場として重要な藻場再生の必要性を感じ、2006年から、本格的な藻場造成活動を開始した。
磯焼け状態が、続いている最大の要因は、ウニの食害であるということがわかったため、毎月1〜2回のウニ駆除を行っている。1年の中で一番メインになる活動が、鹿児島水産高校と共同で行う、ウニ駆除。1泊2日の実習で、15,000個ぐらいのウニを駆除している。東京の水産土木建設技術センター指導の下、駆除した空ウニを堆肥作りに生かそうという取り組みもしている。藻場造成には、厄介者のウニも堆肥になれば栄養満点で、おいしい野菜、きれいな花が咲き、地元の自然豊かな町づくりにも貢献できる。
その他にも、母藻と、種苗の投入などの活動により、磯焼けがひどく、藻場と呼べるものがほとんどなかった状態から、ウニの数は減ったものの、ウニの実入りが良くなり、ホンダワラ、ワカメなどが少し目立つようになってきている。

活動イメージ