第2回いきものにぎわい活動コンテスト 受賞団体決定
審査委員特別賞
焼き鳥 がに洞 / 株式会社オードヴィ庄内

マツ林の再生に向けた松酒の活用


長さ33kmにも及ぶ庄内海岸砂防林は、日本の松原でもトップクラスの規模。その海岸林は、先人が植林し守り育ててきたもの。松酒も酒田市西荒瀬地区住民により、古来からの妙薬として受け継がれ、造り続けられてきた。
この松酒について、がに洞店主で、NPO庄内海岸のクロマツ林をたたえる会会員の守屋元志氏が、山形大学大学院中島研究室で調査研究をしたことから、プロジェクトがスタート。松酒の成分、特性、効能等を学術的に証明し、松酒を通じて、マツの素晴らしさを社会に周知することで、「人々がマツ林に出入りする機会が多くなり、衰弱しているマツ、荒廃しているマツ林も元気になり、地域住民も松酒で元気になる」という、松酒の商品化による街の活性化を考えた。
製品化にあたっては、マツ林に囲まれた環境にある造り酒屋で、イチゴやメロンのワイン等を商品化している株式会社オードヴィ庄内と共同企画。日本初のマツを使ったお酒として2009年に完成。
松酒の原料、若いアカマツの新芽を持続的に得るため、2010年にはマツ林の一角を借り受け、アカマツ100本を植栽した。NPOや自治体、森林組合など多様な主体と協働で、保全活動を進めている。

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