第3回いきものにぎわい活動コンテスト 受賞団体決定
審査委員特別賞
福井県若狭町「鳥浜漁業協同組合」

国名勝「気比の松原」のアカマツの廃材を三方湖「柴漬け漁」で再利用


 日本三大松原である「気比の松原」、ここは国の名勝地などに指定されています。しかし、近年は、樹林の高密度化、台風や積雪による倒木・幹折などが発生し、松の健全な成長が損なわれています。
 この松林は、市民団体や森林管理署が中心となり管理保全を行なっておりますが、ここで伐採されたアカマツの枝葉を、焼却処分するのではなく、鳥浜漁業協同組合が譲り受け、伝統漁法「柴漬け漁」に有効活用するという取り組みです。
 「柴漬け漁」は、枝葉を湖底に沈め、日陰やすき間を好むテナガエビがもぐり込んだ頃合いに引き上げ捕まえる漁法で、アカマツは枝と枝のすき間がほどよく、この漁に最適とされています。
 これまでアカマツ材が不足し、供給が不安定でしたが、気比の松原の間伐材に切り替えることにより、安定的な供給が可能となり、伝統漁法の着実な継承へと結びついています。

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